2026/04/06
最近、ニュースで話題に取り上げられているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)をご存知でしょうか?
SFTSはマダニに咬まれることで感染する非常に危険な感染症で、犬や猫だけではなく、ヒトにも感染し、極めて高い致死率を持っています。
ヒトにはマダニからだけではなく、感染した犬・猫・ヒトの体液(血液・唾液・糞尿など)からも感染することがわかっています。
当院でもSFTSウイルスに感染した猫がこれまでに4例確認されており、そのうち3例が外で具合が悪そうに倒れていたノラ猫で、1例が室内と室外を自由に出入りする飼い猫でした。(猫の方が圧倒的に感染しやすい)
もし道端で具合の悪そうな猫を発見した際は、助けてあげたい気持ちを抑えながら、簡単に保護しないようにしてください。
猫の命ももちろん大切ですが、やはりヒトの命には代えられません。
ご自身だけでなくご家族や周りの方々にも危険が及ぶ可能性があるため、もし保護される際はしっかりと考えたうえで、行動していただければと思います。
*もしマダニ予防を行っていない外に出る猫の調子が悪く、受診を希望される場合は、必ず来院前にお電話ください。
<犬・猫のマダニ対策>
- 犬・猫ともにマダニの予防薬を使用する。
- 猫はできるだけ外に出さないようする。(猫の方が感染しやすいため)
- 犬は散歩から帰った後、玄関に入る前に外でブラッシングをする。(マダニは体に付着してから吸血し始めるまでに時間がかかるため、ブラッシングで落とせる場合がある)