予防・ワクチン接種

伝染病予防ワクチンとは、犬・猫に感染しやすく、また重篤な症状を引き起こす恐れのある病気を予防するためのものです。ペットを室内飼いしている場合にも必要となります。
当院ではできるだけ多くのペットにワクチン接種をしていただけるよう、予防注射の料金を安く設定しています。

副作用について

どの種類のワクチンを使用しても、副作用が出ることがあります。多くの場合はワクチン接種直後から4時間以内に起こり、顔が腫れたり、元気が無くなったり、吐いたりしてしまいます。もしワクチンを接種してすぐに具合が悪くなってしまった場合には、すぐにご連絡ください。

フィラリア症は蚊に刺されることによって感染する寄生虫の感染症です。感染すると約半年をかけて成長し、最終的に肺動脈や心臓に寄生すると心機能が徐々に低下していき、息切れや咳、血尿などの症状を引き起こして死に至ることもあります。
近年ではフィラリアを予防する様々な薬が開発されており、その薬を使用することによって100％の予防効果を得られるようになっています。予防薬には錠剤やお肉タイプの他、注射タイプ、背中に付けるスポットタイプなどがあります。
また、フィラリアは犬だけでなく猫にも感染する場合があります。ただ、犬の場合よりもはっきりとした症状が出ずになかなか気付きにくく、突然死を引き起こしてしまうこともありますので、しっかりと予防をしてあげることが重要です。